山 行 報 告
2019/6 / 1 〜 2  奥秩父:滝川本流〜ブドウ沢    メンバ:大高ぁ、三崎、臼井、名屋し、記録:三崎

24m滝の出だし  24m滝の後半  ブドウ沢15m  沢べりのテント 

【コースタイム】

 (5月31日[金]〜6月1日[土])

  
横浜発21:30=>圏央道、秩父街道経由=>出合の丘着 1:00 [仮眠]

  
出合の丘5:30→吊橋小屋跡7:45→ブドウ沢出合10:30→幕営地15:00

 (6月2日[日])

  
幕営地7:15→雁峠9:00→古礼山→水晶山→雁坂小屋12:00

   出合の丘15:00=>圏央道、秩父街道経由=>横浜着20:30

【記 録】

 (6月1日)

 愛川ICから圏央道経由で、出合の丘を目指す。仮眠をとって翌朝、車の音で起床。釣り師と思われる2人連れの後出発。

  黒岩尾根をしばらく登ったところから左に入る杣道を辿り、火打石と書かれた露岩の前を通り、踏み跡を忠実に辿り200mほど急下降。滝川谷床に着き、沢仕度して出発。

  ゴーロ帯を遡行中、右岸急傾斜の崖に熊がいた。足場の悪いあんな所をロープ無しのフリーソロするとは! 1020m落ちてもケロっとして立ち去るのだろう!恐るべし野生!。やがて両岸の壁が迫りゴルジュ帯に入る。

  ブドウ沢出合手前の2段滝下の遭難碑のお地蔵さんに手を合わせ、1段目は右側から越え、2段目は左側から固定ロープのトラバースで越える。直ぐ、左からブドウ沢が7mほどの滝をかけて流れ込む。水流沿いは難しそう。

  ブドウ沢に入って、ゴーロ帯の穏やかな渓流を楽しみながら時間をかけて遡行する。ブドウ沢で最大の15m滝は水流左側から簡単に越えられる。標高1400mくらいの川べりにテント設営し、宴会して就寝。

 (6月2日)

 
テント撤収、跡片付けして、ブドウ沢の源頭を目指す。途中伏流帯があったが、水流の多い沢筋を忠実に辿り、最後の滝も水流左から簡単に超えれる。石楠花が咲く笹地帯を通り、鹿の白骨が散らばる源頭を登り、藪漕ぎ0で雁峠に飛び出す。

  登山道に入り、燕山、古礼山、水晶山を経て雁坂小屋に着く。ここから長い黒岩尾根を下る。変化の無い道だけど、国有林の始まるところから雰囲気が変わってブナ林の若葉が鮮やか。往路の杣道と合流し、豆焼橋渡って沢旅完了。ほとんど渋滞無しで帰浜できました。